こんにちは!よしかファームです。
さていきなりですが、私たちが育てる『tricho』が、密閉されたハウスの中でどうやって実をつけるかご存知でしょうか。
自然界では虫たちが花を行き交うことで「受粉」が行われますが、日本の自然界でよく見かける「ミツバチ」は、特殊な構造のトマトの受粉ができません。そのため、超音波振動を起こせる「マルハナバチ」という大きなハチをハウスに放ち、受粉を任せるのが農家の一般的な方法です。
しかし、私たちのハウスには一匹のハチもいません。今回は、私たちが行っている「手作業での受粉」についてお話しさせてください。
あえてハチに頼らない。すべては「自分の手で丁寧に育てたい」から
なぜ、私たちはハチを使わないのか。
その一番の理由はシンプルで、「一つひとつの花を、自分たちの手で丁寧に育てたいから」です。
広大なハウスに何万と咲く小さな花。ハチに任せてしまえば作業はずっと楽になります。しかし、私たちはあえて小さな霧吹きを手に持ち、一つひとつの花がしっかり実を結ぶよう、自然由来の「植物ホルモン」を吹きかける手作業を選びました。
自分の足で歩き、一つひとつの花の咲き具合をこの目で直接確認する。花に「無事に受粉したよ」と勘違いさせ、実を膨らませるスイッチを自分たちの手で確実に押してあげる。それが、最高のひと粒を育てるための私たちの譲れない「こだわり」です。

気温と時間を計算し尽くす。気が遠くなるような手作業の裏側
手作業で命を吹き込むこの工程は、ただ吹きかければ良いわけではありません。
開花してすぐ、午前中の時間帯を狙い、その日の気温に合わせて水分の濃度をミリ単位で調整します。花が咲いてからの最初の数週間で果実の細胞分裂が行われ、美味しさの基礎がすべて決まってしまうからです。
毎日腰をかがめ、下を向いて小さな花を一つひとつ覗き込みながら、何万回と霧吹きを握る。肩も腰も痛くなる気の遠くなる作業ですが、数日後、花からぷっくりと小さな緑色の実が顔を出した瞬間、「ああ、今日も命が繋がった」とすべての苦労が報われます。
大量生産できないからこそ。私たちの自信が詰まった「奇跡のひと粒」
気が遠くなるような手作業で一つひとつ命を吹き込み、途方もない時間と手間をかけているからこそ、『tricho』は糖度8度以上というフルーツのような極上の甘みと、はち切れんばかりの栄養を蓄えることができます。
これだけの手間がかかるため大量生産はできませんが、その代わり、お届けするひと粒ひと粒には私たちの「絶対的な自信」と「愛情」が詰まっています。
私たちが手塩にかけて魔法をかけた奇跡のひと粒を、ぜひ味わってみてほしいです!
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