毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、この時期にニュース等でよく耳にする「熱中症」ですが、実は炎天下だけでなく、涼しい室内や、風を切って涼しく感じる自転車の移動中など、自覚症状のないまま進行する「隠れ熱中症」が非常に増えているのをご存知でしょうか。今回は、大切な皆様に元気に夏を乗り切っていただくための対策についてお話しします。
なぜ起きる?気づきにくい「隠れ熱中症」の罠
「冷房の効いた部屋にいるから大丈夫」「自転車を漕いでいて風が涼しいから平気」
——実は、この油断こそが隠れ熱中症の最大の原因です。
冷房の効いた室内は空気が乾燥しており、皮膚や呼吸から少しずつ水分が奪われています。また、屋外であっても自転車に乗っている間は風を受けて体表の汗がすぐ乾くため、自分がどれだけ汗をかいているかに気づきにくくなります。
どちらも、涼しいことで「喉の渇き」を感じにくくなり、気づかないうちに体内の水分やミネラルが不足し、脱水症状に陥ってしまうのです。
見逃さないで!こんな症状は危険のサイン
隠れ熱中症は、初期段階ではっきりと気づきにくいのが特徴です。以下のような些細なサインを見逃さないようにしましょう。
・なんとなく体がだるい、疲れやすい
・立ちくらみや、軽いめまいがする
・手足がつりやすい、筋肉がピクピクする
・口の中がネバネバする、乾燥している
少しでも心当たりがある場合は、すでに体内の水分バランスが崩れ始めている可能性があります。喉が渇く「前」に、こまめに水分をとることが鉄則です。
おすすめの対策は「食べる水分補給」。トマトが持つパワー
こまめな水分補給はもちろん大切ですが、「ただの水をたくさん飲むのが苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、夏野菜の代表格であるトマトを活用した「食べる水分補給」です。
実は、トマトの実の約90%以上は水分でできています。さらに、汗と一緒に流れ出てしまう「カリウム」などのミネラルや、夏の紫外線ダメージから体を守る抗酸化成分「リコピン」がぎっしり詰まっています。
料理をする気力がない暑い日も、よく冷やしたトマトをくし切りにして、少しのお塩とオリーブオイルをかけるだけ。それだけで、夏に不足しがちな塩分と水分、栄養を同時に補う立派な一品になります。まさに自然が作った「食べるスポーツドリンク」です。
トマトと一緒に、健やかな夏を
トマトには、失われがちな水分とミネラルを補う素晴らしいパワーが詰まっています。ぜひ日々の食卓に取り入れて、夏の暑さから大切な体を守ってあげてくださいね。


