「トマトと〇〇は相性が悪い」って本当?農家が教える美味しいウソ・ホント

「トマトと〇〇は相性が悪い」って本当?農家が教える美味しいウソ・ホント

さて、ネットやSNSを見ていると「トマトときゅうりは一緒に食べちゃダメ!」「かぼちゃと合わせると栄養が壊れる」といった情報を見かけて、「そうだったの?」と思ったことはありませんか?
今回は、そんな「食べ合わせのウソ・ホント」について、農家ならではの視点からスッキリと誤解を解き明かし、さらにトマトの栄養をグンと引き上げてくれる「最高の相棒」をご紹介します。

ネットの噂に惑わされないで!NG説の「ホントのところ」

「きゅうりやかぼちゃに含まれる酵素が、トマトのビタミンCを破壊する」というお話。実はこれ、少し前の古い情報だったり、少し大げさに言われていることが多いんです。

最新の研究では、酵素の働きでビタミンCの「形」が変わるだけで、体内に入ればちゃんとビタミンCとして働いてくれることが分かっています。さらに、お酢やレモン汁を使ったドレッシングをかけるだけで、この酵素の働きはピタッと止まります。
また、かぼちゃに関しても、生で食べることはほぼありませんよね。酵素は「加熱」すると働きを失うため、一緒に煮込んだり炒めたりすれば何の問題もありません。むしろ、夏野菜のトマト(体を冷やす)と、かぼちゃ(体を温める)の組み合わせは、冷えと暑さのバランスをとってくれる非常に素晴らしい組み合わせなんですよ!

農家が激推し!トマトの栄養を引き上げる「最高の相棒」

「一緒に食べてはいけないもの」なんて気にせず、もっと自由にトマトを楽しんでいただきたい!ということで、ここからは私たちが心からおすすめする「最高の食べ合わせ」を2つご紹介します。

① アボカド × トマト(美肌をつくる最強タッグ)

イタリアンなどでよく見かけるこの組み合わせ、実は栄養学的に見ても100点満点なんです。
トマトの赤いパワー「リコピン」は、アボカドのような良質な「油(脂質)」と一緒に食べると、体への吸収率がグンと跳ね上がります。「森のバター」と呼ばれるアボカドの濃厚なコクと、トマトのさっぱりとした酸味は味の相性も抜群。サラダにするなら、仕上げにオリーブオイルをひと回しすればさらに完璧ですね。

② バナナ × トマト(心と体を癒やすリラックスコンビ)

「えっ、その組み合わせ?」と驚かれるかもしれませんが、実はすごくおすすめなんです。

トマトとバナナのどちらにも、心と体をホッとリラックスさせてくれる「GABA(ギャバ)」という成分がたっぷり含まれています。夏の暑さで無意識にイライラしてしまったり、寝苦しい夜が続いて疲れが取れない時に、高ぶった神経をスッと落ち着かせてくれる、とても優しい組み合わせなんですよ。
生のトマトとバナナに、牛乳や豆乳を加えてミキサーにかければ、まろやかで冷たいスムージーの出来上がり。ミルクの「脂質」がトマトのリコピン吸収も助けてくれるので、まさに一石二鳥の美味しい飲み方です。ぜひ試してみてくださいね。

毎日の食卓を、もっと自由に美味しく

トマトには「一緒に食べてはいけない危険な食材」はありません。ぜひ、色々な食材との美味しい組み合わせを見つけてみてくださいね。
美味しい夏野菜を上手に取り入れて、暑い毎日を快適にお過ごしください。

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