秋の「乾燥」と「食欲」を整える。トマトのビタミンと旨み成分で作る美容と健康の土台

秋の「乾燥」と「食欲」を整える。トマトのビタミンと旨み成分で作る美容と健康の土台

秋が深まると、肌の乾燥が急に進み、同時に食欲が増してつい食べすぎてしまう。これは季節の変わり目や、寒さへ備えるために人間の体が起こす自然な変化です。

この急激な変化から体を守り、健康の土台を作るために、私たちが育てているフルーツトマトの「栄養素」について、少し専門的なお話をします。

水溶性と脂溶性のダブルバリア。細胞から守るビタミンCとE

湿度が下がる秋の空気は、肌の細胞に目に見えない酸化ダメージを与えます。外からの保湿だけでは追いつかない時、必要になるのが体の中からのバリア機能です。

トマトには、水に溶けて肌のコラーゲン生成を支える「ビタミンC」と、細胞膜に留まって水分の蒸発を防ぐ「ビタミンE」が含まれています。性質の違う2つのビタミンが同時に働くことで、細胞の内側と外側から酸化を防ぐ強力なバリアになります。

これらのビタミンは熱に弱いため、美容の土台を作るなら一番甘い「生」の状態で召し上がっていただくのが理にかなっています。前回ご紹介した「温かいスープ(加熱)」はリコピンの吸収を高めるのに最適ですが、その日の体調や目的に合わせて「生」と「加熱」を使い分けていただくのが、トリコならではの楽しみ方です。

血糖値を急上昇させない。天然の旨み「グルタミン酸」の力

もう一つの悩みである「食欲」。寒さに向かって体がエネルギーを溜め込もうとするのは自然なことですが、甘いお菓子などで糖分を急激に摂ると、血糖値が乱高下し、かえってすぐにお腹が空いてしまいます。

皆様にトリコをお届けする12月は、一年で最も食べすぎてしまう時期です。そんな時は、お菓子の代わりにトリコを一つ召し上がってみてください。昆布のお出汁と同じ「グルタミン酸」という天然の旨み成分が豊富に含まれています。旨み成分は血糖値を急上昇させることなく、脳に深い満足感を与えます。「十分な栄養が入ってきた」と体が正しく認識するため、無駄な食欲を自然に落ち着かせることができるのです。

11月の収穫を前に、成分を極限まで濃縮していくハウス管理

こうしたビタミンやアミノ酸(旨み成分)は、ただ漫然と育てれば増えるものではありません。11月の収穫に向けて、今は水分を極限までコントロールし、トマト自身が命を守ろうとする力を引き出しています。この厳しい環境が、成分を限界まで濃縮させます。

最高の状態で収穫した実を12月に発送いたします。美味しく体を整える冬の習慣として、お届けできる日をもう少しだけお待ちください。

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